散りゆく花も花
2013年 06月 01日
更新、随分サボってしまいました。
本日、毎年訪れている、ばら苑に今年も滑り込みセーフで訪れることができたので、久し振りの更新をしてみました。
開花時期のみオープンする秘密の花園。
今年はなかなか訪れる時間があわずに、閉園時期ぎりぎり漸く、薔薇さん達に無事にご挨拶する事が出来ました。
残念ながら私の大好きなオールドイングリッシュローズさん達は見事に散り終えて、愛しのジェントルハーマイオニーさんなど、花首も斬り落とされて葉っぱのみになっておりました。しゅーん。
それでも、遅咲きの薔薇さん達は懸命に沢山花をつけてました。
散り際の花はこれはこれでやっぱり美しいなあ。
いつも咲き始めに訪れるので、瑞々しい蕾の写真などが多かったんですが、今回は少し乾いた俯き加減、花弁も大きく開いて魅惑の熟女という感じの素敵な風情を堪能。
生きているからこそ、一瞬一瞬で表情が違うものだと再認識。
花は散るからこそ、美しいのだな。という言い尽くされた言葉は実はとても深いのだとも思わされました。
帰り道、これからばら苑に向かう、壮年期らしき熟女のお二人に「薔薇もう散っちゃってた?」と尋ねられ「散っている花も多かったんですが、まだ頑張って咲いてくれてましたよ」と返答すると「あら、じゃあ私達くらいかしらねえ!あはは!」と笑いながら去っていかれました。
幾つになっても花は花、明るく前向きに笑って去って行くお二人は素敵でした。
by nekogarden
| 2013-06-01 21:24
| 植物たち